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最近、最も影響を受けた本です |
「努力さえすれば、夢は叶う」的な考えが流行って久しい。私も、ずっとそう信じてきた。しかし、本当にそうだろうか? 私がそう信じてきたのは、そのほうが得だったからにすぎないのではないか? 思えば、願い努力したことのすべてが叶ったわけではない。この本を読んでわかったことは、自分の容姿や才能、自分が生まれた時代や環境など、自分が生まれる前にすでに決まっていたことは、努力してもどうにもならないということ。人生には、自分ではどうにもならない要素がたくさんあるということである。そして、その事実を受け入れたうえで、生きていくことや努力することが、有意義な人生を送るコツではないかと考えている。このことをわきまえておかないと、決して得られないものを得ようとジタバタした挙句、不幸になると思う。努力するなと言っているのではなく、自分の努力で得られるものと得られないものを知ることが大切だということだ。私はこの本から、そのことを学んだのです。
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こういう考え方もある、新興宗教に走る前に一読を |
わたしを含め、現代の日本人はメンタルが弱すぎると思うが、本書は語弊を恐れず言えば、掲題の通りそういった弱い人が新興宗教に走る前に読んでいただきたい。
なぜならその方が、時間的にも金銭的にもきわめて経済的と考えられるからだ。
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「選択をしないという「選択」!!」 |
まさに人生は選択の連続であり、有効な選択肢をいかに多く持つか、
その中で一番効果的な選択肢を選ぶにはどんな能力が必要で、
その能力を身につけるにはどんな情報が、どんな知識が必要か、
それによって幸不幸が、人生の質が決まるように思っていたが・・
意外や意外、「自分で選択するべからず」がこれほど腑に落ちるとは衝撃的。
重大な局面に対峙した場合、「じたばたしても始まらない」
「なるようにしかならない」も巷に溢れるハウツー本に書かれているが
その説得力の違いは「確率」の解説と学者としてのフィールドワークの
多さだろう。
Lesson7 「おわりに」に本書のエッセンスが凝縮されている、
ここから読んでみるもの面白い。
ストレスレスで幸せな生き方の象徴、無責任男・植木 等・・一読すると
この結論に納得できる・・・名著だと思う。
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偶然のしくみがわかる! |
決して堅苦しくなく、難解な文章ではありません。
しかし、書かれてあることは非常に奥深いです。
(特に、重要な部分は太字でかかれてあり、精読して頭に叩きこむ価値あり)
日本社会でブームになっている占い、スピリチュアリズム、確率論などを超えて、
それ以前に「偶然のしくみ」を解明しようとする発想がほんまにすごいと思う!
また、過去の歴史家ヘロドトスの例も挙げられておるのだが、
過去の歴史家の思索の深さと壮大さには驚嘆するばかりである!
カルダーノのエピソードも面白い。特出した天才にはギャンブル狂が多く、不幸な人も多いという。
わたしもギャンブル好き人間だが、確かにギャンブルほど謎めいた不可思議難解なものはないかも知れない!(笑
本書を読んだからといって人生が幸福に即成るというわけではないが、
「運命の操作方法」「良い流れは自分で作れる」など学べて、
書店に溢れる分厚い自己啓発所の類を大量に読むより、はるかに得るものはあると思う!!
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助けられました |
本書、2007年に読んだ本の中で、
一番心に残った一冊です。
助けられました。
迷ったときに何をよりどころにすればいいのか、
本書の言葉は含蓄があります。
仕事や恋愛、もっというと人生に迷ったときには、
偶然を大事に、精一杯生きることが大事だと教わりました。
何かが終わることも始まることも必然であり、
受け入れることから再生が始まる。
それは偶然の産物を必然として受け入れるということでもあります。
それはぼんやり生きていてはいけないということかと・・・。
偶然の出会いを生かすためには、
その準備が重要だということです。
スピリチャルな側面もありますが、
本書は宗教学者である植島氏による、
きわめて理性的な書籍です。
なおかつ植島氏の人間の大きさを感じられる文章に癒されます。
大事な一冊になりました。


